指輪の値段は高い!
高級ブランドで良い結婚指輪を購入したいのならば、最低でも60万は確保したいところです。決して「安い」といえる金額では、ございません。ただブランドにもよりますが、指輪以外のアイテムであれば100万円は当たり前。中には、数千万円単位のアイテムもあるほどです。
ただ出費が重なりまくりの中での60万は、かなりの痛手になるのは間違いない事実。そもそもなぜ、高級ブランドの結婚指輪の値段は高いのでしょうか。掘り下げてみました。
高い理由は素材と宝石にあり
結婚指輪の値段は、使用されている素材と宝石にあります。高級ブランドの多くは、質の高い素材が使われています。結婚指輪であれば、Pt950という高純度のプラチナを使用。プラチナは大変希少な素材で、鉱山から採掘される量は限られています。供給量が少ないため、値段はどうしても釣り上がるのです。
そして宝石。結婚指輪に使われる宝石として代表的なものは、ダイヤモンドでしょう。ダイヤモンドといっても色々ありますが、高級ブランドが採用しているのは本物のダイヤモンド。本物のダイヤモンドはほとんど残されていないので、値段は自然と上がります。
輸入は面倒
海外ブランドであれば、輸入にかかる費用も指輪に加算されます。海外から日本へ輸入するには、関税がかかります。どのぐらいの関税がかかるかは、物によりけり。輸入するのが指輪となると、5.2%〜5.4%の関税がかかります。
また海外から日本への道のりは、果て無く遠いもの。インフラが発達した現代とはいえ、国を渡るのは大変な作業が欠かせません。
店の運営費
店の運営費用も、結婚指輪の値段に直結します。どこかのビルの一室を借りて営業しているのならば、賃貸料。店員を雇うにも、お金はかかります。光熱費に指輪を売る際に必要となる道具類を揃えるのも、お金がかかります。
ブランドとはいえ、商売に変わりはありません。結婚指輪を売って利益を上げるには、それなりの金額を指輪に乗せる必要がございます。あこぎな話になりますが、素敵な指輪を手にするためには「商売」は無視できないのです。