個性的な結婚指輪を手作りしてみたい
個性的な結婚指輪を手作りしてみたいものの、手先の器用さにあまり自信がないときには、個性的なデザインのなかでも作りやすいものを選ぶのがおすすめです。
いくつかデザインの例を紹介しましょう。
幅広や細身
標準的な幅よりも分厚くて存在感が強い幅広の指輪、そして標準よりもずっと細くて華奢な指輪は、どちらも個性的な指輪にはなりますが、作るのはそれほど難しくありません。
ワックスを削って作る工房の場合、リング状になっているワックスをあまり削らずに終えれば幅広に、大幅に削れば細身になります。
削る量を調整するだけで、複雑な形状を削り出すわけではありませんから、比較的簡単なのです。
ただし、どちらもストレート以外の形状を選ぶと難易度が上がりますので、ストレートでの幅広もしくは細身の指輪にされるといいでしょう。
また、細身にすると強度が下がって変形しやすい指輪になりますから、日常的に使用するつもりの方は削りすぎないように注意してください。
装飾で個性を出した指輪
リングの形状自体はシンプルにして、個性は装飾で出す方向にすると同じく作りやすくなります。
たとえば形状は標準幅のストレートでも、その表面に幾何学模様のような簡単なラインを入れると、完成品はシンプルな指輪よりも個性的になります。
形状を仕上げたあと、表面にラインを彫り込むだけですから、ワックスで作る工房ならそれほど難しい作業にはなりません。
緻密な装飾にするとやはり難易度が上がりますから、簡単な装飾に留めるのがコツです。
このほか、工房によっては手書きの文字やイラストなどをリングの内側に入れられるサービスをしている場合があり、これは工房側で行いますので、個性的な内容を入れても作業の難易度には影響ありません。
このようなサービスがあれば利用する方法もあります。
個性的な結婚指輪にも作りやすいものはある
紹介したように普通の指輪とは違う個性的なデザインを選んでも、手作りするのは意外に簡単なものもありますので、手先の器用さにあまり自信がない方も一度考えてみるといいでしょう。
製作前に職人まで相談すると、個性的で作りやすいデザインについて詳しく教えてもらえます。